はなぶさ幼稚園
今月の和尚

2016年度の今月のお尚

毎月発行の「はなぶさだより」に園主(雲山寺住職)からの一言を載せています。

3月
春の訪れは三寒四温といわれますが、まだまだ寒い毎日です。
早くも年度末です。この時期になると子どもたちも園生活を堪能し、イキイキと活動しています。
一か月後には、それぞれ新生活が始まり、あわただしい毎日が続いていることでしょう。
今が一番余裕をもっていられる貴重な時間です。変化することは楽しみでもあり、時に苦しみでも
あります。十分に心の準備を整えて、新しい年度へ備えましょう!
皆さま、この一年ありがとうございました。

お尚

2月
横綱稀勢の里が誕生しました。彼が中学卒業文集に「天才は生まれつきです。もうなれません。努力
です。努力で天才に勝ちます」と書いたそうです。一番稽古のきつい鳴戸部屋に入門し、稽古に稽古
を重ね続けて漸く今回チャンスをものにしました。本当に立派です。
私はコツコツと努力を重ねることが一番苦手です。だから、それができる人は天才だと思っています。
今更天才にはなれませんが、彼を見習って努力をし続ける事を諦めないようにします!

お尚

1月
新年明けましておめでとうございます。
今年のお正月は穏やかな年明けでした。この調子で一年が穏やかであることを祈ります。
毎年正月はあっという間に過ぎてしまいます。以前はお正月を楽しむ余裕があった気がしますが、こ
こ数年の慌ただしさは何なのでしょう?
「一年の計は元旦にあり」の如く、その年をどのように過ごすのか等々、考えを巡らすべき重要な日
だと思っています。元旦をおろそかにしてしまっている事を反省しつつも平成29年を自他共に笑顔あ
ふれる年にしようと強く思っているところです。

お尚

12月
先日、東京で降雪・積雪が観測されました。その後、富山に行きましたが、雪も無く暖かいのは意外
でした。今年は熊本・鳥取の震災や北海道・岩手の台風被害等々、私たちの予測の及ばない事が多々
起こりました。毎年一年を振り返ると、何かしら災害が多かったと感じられるように思います。
万が一への備えを考えると共に、何事もなく過ごせてきたことへの感謝と二度とこない今日という日
の有難さを噛みしめつつ、今年もお釈迦様の劇を子どもたちと共に学びたいと思います。

お尚

11月
鳥取でも大地震がありました。被災者皆様が一刻も早く日常を取り戻されるようお祈りします。
私達もあの大震災から約6年が経とうとしています。あの時の非日常を思い出すとき、蛇口から水が
出たときの喜び、スイッチを押して電灯がついた時の安堵感は今でも忘れません。何気ない毎日の営
みがいかに危ういものなのかを、いやというほど思い知らされました。
ここも、いつまた大地震に見舞われるか分かりません。震災等の災害に負けない努力を重ねていかな
ければなりません。
負けるな、鳥取!!

お尚

10月
雨の多い日が続きました。各地で台風や水害のよる被害が続いています。お見舞い申し上げます。
幼稚園では運動会の練習も園庭で十分にできず、ほぼぶっつけ本番状態です。そのような中でも子ど
もたちはお構いなし、晴れようが雨が降ろうが元気いっぱいです。
大人は、せっかくやるなら晴天のほうがという欲が先走りますが、どのような条件でも楽しもうとい
う子どもたちの素直な心には脱帽です。
秋は行事や行楽シーズンです。短い秋になるらしいので、心地よい季節を子どもたちのように、十分
に味わいましょう!

お尚

9月
観測史上初の東北地方への台風直接上陸がありました。被災の方々には心よりお見舞い申し上げます。
一方では水不足で悩んでいた地方には安堵の雨となった事もあるでしょう。
科学万能の時代となった感のある今でも、天の恵みに頼るところは何ら昔とは変わっていません。
天恵でもあり、ある時は天災となる事もあり、自然と直に向き合ってきた先祖には改めて感心させられます。
何気なく過ごしている毎日も、地球という存在のおかげと感謝しつつ、充実の二学期へと参りましょう!

お尚

8月
今年は例年になくカブトムシやカナブンを多く見かけます。毎日子どもたちには大好評です。
何でも店で買える時代ではありますが、自然界ではどのような行動をするのか等々、実体験をしてみる事が
大切ではないでしょうか。
先日講義をうけた先生も、子どものうちにいろいろな体験をさせることが重要だと言っていました。
この夏、テーマパークだけではなく、自然を体験する計画を入れていただけると有難いです。
いけないことをしてしまった時には、叱られる体験も重要ですね。

お尚

6月
ニュースを見ると事件事故で命を落とす方の報道が無い日はありません。
幸運にも多くの危険を避けて私たちは今、生きています。
けれど、その私たちが一日生きる為に、どれほどの「いのち」の犠牲の上に成り立っているのかを考えた事が
あるでしょうか?
多くの「いのち」を頂いて私たちは生きています。生かされているからこそ、この命は私だけのものではない
のです。たくさんの「いのち」の集合体であるこの身体だからこそ、いたわって、大事に、大切に扱って参り
ましょう!

お尚

5月
桜の花が散り、あっという間に木々はあざやかな新緑に包まれました。
幼稚園はにぎやかで、活気に満ち溢れています。そのような時期に熊本地方の人々は大変な日々を
過ごしています。私たちも5年前には同じような状況でした。何気ない毎日が如何に大切なものかを知らされ
ました。その辛く苦しい時に救ってくれたのは、子どもたちの明るい笑顔と笑い声でした。
熊本の子どもたちの元気が大人たちを救ってくれるように祈ります。

お尚

4月
新年度になりました。進級、新入園おめでとうございます。
今年は満開の桜の中での入園式を迎え、うきうき気分も全開です。この気持ちが散って無くならないように
しっかりと心に留めておこうと思います。
年少さんが多いので、どのような一年になるのかが心配な一面、楽しみでもあります。
「日々是好日」とは言いますが、毎日が新鮮で素敵な日々となりますように努めて参りたいと思います。
どうぞ皆さま、宜しくお願い致します。

お尚

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